てぃーだブログ › かりゆしぬあしび › 七草粥の総集編

七草粥の総集編

2010年01月08日

Posted by かりゆし企画 at 14:00│Comments(2)
今日は、一年の健康を祝って、七草がゆを食べる日ですね。

そもそも、七草って??
な〜んて、真剣に考えたこともなかったですが・・・。
改めて調べてみました。


7日の朝に、粥(かゆ)に入れて食べる7種の野草(せり、なずな、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)、もしくは、それを食べて祝う行事のことを七草と言います。

この日、羹(あつもの)にした7種の菜を食べて、邪気を避けようとする風習は、古くは中国にあって、おそらくその影響を受けて、平安時代初期に、日本にも
伝わったのだろうと推測されています。
その頃、無病長寿を願って、若菜を食べることが、貴族や女房たちの間で行われていました。
ただ、七草粥にするようになったのは、室町時代以降だと言われています。
現代の七草の行事では、前の晩に、神棚の前に、まな板を据え、包丁の背やすりこ木、火鉢、杓子(しゃくし)などで野草をたたき刻んでから神に供え、7日の朝に、それを下げて、粥に入れて食べるという所が多いとのことです。
七草をたたくときには、「七草ナズナ、唐土(とうど)の鳥が日本の国に渡らぬ先に、あわせてバタバタ」などと唱え、これは小正月に豊作を祈って行う鳥追い歌の転用だとされるが、意味は未詳のようです。
今では、あまり、私の周りでも、ここまでする人は少ないように思います。
でも、せっかく昔からある行事なら、残していけばいいのかもしれませんが、あまり、七草をしたという話は聞かないですね。

さて、作り方を紹介致しましょう。

米はといで鍋に入れ、分量の水に1時間ほどつけておきます。

蓋をして中火で炊き始め、沸騰したら弱火で吹きこぼれないようにコトコトと約40分炊きます。(吹きこぼれそうになったら蓋を開けると沸騰がおさまります。)


七草は、洗って細かく刻んでおきます。(アクの強いものはサッと茹でてから細かく刻んで水気を絞って使います。)
春の七草は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)です。
揃わない場合は春菊、小松菜、ホウレン草などの青菜で代用しても良いと思いますよ!

お粥が炊き上がったら、七草と塩を加えて蓋をして、一息おいて蒸らしたら、出来上がりです。
※土鍋を使うと、よりふっくらおいしく炊けますよ。土鍋がない場合は、なるべく厚手の鍋を使うと良いと思います。

どうでしたか? 上手くできましたか?


今回のお粥は、七分粥(米が1に対して水が7)にしました。
水分の量を変えることで、固さを調節できるので、また工夫してみて下さい。

ちょっとながったらしくなりましたが、最後まで、読んで頂き、本当にありがとうございました。


今年も健康第一に、ご自愛頂きますよう、祈念申し上げます。




この記事へのコメント
ちなみに…。

昨日のラジオ『民謡で今日拝なびら』でも
七草粥について紹介してましたよ(o^-^o)

そこで、まな板を沖縄の方言では~?

と言う話題になりまたまた勉強になりました。

答えは後程、ブログに記載しますね(o^-^o)
Posted by 國吉美奈 at 2010年01月08日 14:44
まな板かぁ。


全くわかりません。


勉強中の私に教えて下さいませ!
Posted by かりゆし企画 at 2010年01月09日 10:19
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。