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鬼ムーチー

2011年01月11日

Posted by かりゆし企画 at 13:28│Comments(0)
沖縄では旧暦の12月8日に餅を作り食べる習慣があります。

厄払いの意味や
、赤ちゃんが産まれて最初のムーチーは縁起物として配ったりします。

沖縄で旧暦の12月8日に作られるムーチー『鬼餅』。
ねったもち米粉を平たくのばして、サンニン『月桃』やクバ『蒲葵・ビロウ』の葉に包み、蒸し、作り上げるものです。

厄払いにかまどや仏壇などに供え、健康を祈ります。
ムーチー『鬼餅』の由来は ・・・

昔、首里の金城に兄と妹が住んでいました。

兄は大里に移ってから,人を食う鬼となりました。

兄が首里をたずねてきたとき、妹は鬼を退治するために、ふつうの餅と鉄でできた餅を用意し、兄には鉄の餅を出し、自分はわざと着物のすそをひらいてすわり、ふつうの餅を食べました。

鉄の餅が食べられず困った兄は、妹の下の口『陰部』を目にして 『それは何か』とたずねました。

妹が『上の口は餅を食べるため、下の口は鬼を食べるためのものです』と答えると、兄はびっくりして、がけから落ちて死んでしまった。
・・・ というお話。

今ではムーチー『鬼餅』は、街のお菓子屋さんで一年中売られています。

皆さんも、健康祈願で食べて、元気になって下さい。




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