


厄払いの意味や
、赤ちゃんが産まれて最初のムーチーは縁起物として配ったりします。
沖縄で旧暦の12月8日に作られるムーチー『鬼餅』。
ねったもち米粉を平たくのばして、サンニン『月桃』やクバ『蒲葵・ビロウ』の葉に包み、蒸し、作り上げるものです。
厄払いにかまどや仏壇などに供え、健康を祈ります。
ムーチー『鬼餅』の由来は ・・・
昔、首里の金城に兄と妹が住んでいました。
兄は大里に移ってから,人を食う鬼となりました。
兄が首里をたずねてきたとき、妹は鬼を退治するために、ふつうの餅と鉄でできた餅を用意し、兄には鉄の餅を出し、自分はわざと着物のすそをひらいてすわり、ふつうの餅を食べました。
鉄の餅が食べられず困った兄は、妹の下の口『陰部』を目にして 『それは何か』とたずねました。
妹が『上の口は餅を食べるため、下の口は鬼を食べるためのものです』と答えると、兄はびっくりして、がけから落ちて死んでしまった。
・・・ というお話。
今ではムーチー『鬼餅』は、街のお菓子屋さんで一年中売られています。
皆さんも、健康祈願で食べて、元気になって下さい。
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