


昔は、正月の祝い納めとして仕事を休む物忌みの日でした。
祝い方は地方によってさまざまですが、正月のごちそうや餅などを食べ尽くすのが習わしになっているところが多いようです。
関西では、正月に用いた魚の頭を粕汁にして食べる習慣があり、正月中に食べた魚がこのころには骨しか残っていないことから、「骨正月」「頭正月」と呼ばれます。
ほかに、団子を入れた粥を食べることから「団子正月」と呼ぶ地方や、「麦正月」と呼ぶ地方もあるそうです。
また、乞食正月と称して、乞食が家々を回って正月の残り物をもらうという地方もあったようです。
沖縄では、那覇市でジュリ馬行列で祝ったそうです。
旧暦1月20日の今年は、2月3日、那覇市辻で五穀豊穣や商売繁盛、平和を祈願する伝統行事「20日正月(はちかそーぐゎち)」が行われた。
白い衣装に身を包んだ神人の女性が辻の6カ所にある拝所を巡る神事の様子が再現され、神事が終わると、あでやかな紅型衣装の女性らが「ゆいゆい」とはやし立てながらジュリ馬の奉納演舞を披露し、行事に華を添えるでしょう。
宮古島市城辺の比嘉集落で90年余続く伝統行事「旧20日正月祭」が比嘉公民館を拠点に開催される。
2頭の獅子舞が新築した家の周囲を回って厄を払い、クイチャーを踊って集落の繁栄や無病息災、五穀豊穣を願う。
比嘉の20日正月は、1913年の旧暦1月20日に字財産の山林処分に関連する士族と平民の争いが和解したことを記念し始まったとされる。
祭りで住民らはマーニ(和名・クロツグ)の葉で作った冠を頭に乗せ、2頭の獅子が住民を引き連れて集落を回り賑やかに祝います
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