


沖縄地方では『16日祭(ジュウルクニチー)』と言う行事があります。
あの世【後生(グソー)】の正月とも言われる、この日は沖縄各地でお墓参りが行われ、お墓をきれいに掃除してご先祖様の供養をします。
それぞれの地域により16日祭の催し方が違いますが、沖縄は離島県で39の有人島から出来ていて、お墓参りをする所、各家庭で仏壇を拝む所、前の年の正月以降に亡くなった方の家が墓参する所、お墓に通ずる道端や原野等で祖先の供養を行う所、故郷に帰れない方々は、那覇市のロワジールホテル近くの三重城を訪れ、ご馳走をお供えし、海の向こうの
ご先祖様に手を合わせ、家族の健康祈願、無病息災の祈りを捧げます。
沖縄の北部や久米島、宮古、八重山では、清明祭以上に盛大に行う所もあります。
一年間に亡くなった人の家では、新十六日(ミージュールクニチ)、或いは
『アラジュールクニチ』『ミーサ』ともいいます。
お重料理を墓前にお供えし、十六日祭を行います。
豚肉やかまぼこなどを詰めた重箱、お酒を持って墓参りし、ご先祖様に手を合わせて生きている人たちの
健康を祈願します。
地方によっては、お昼から学校も会社も
お休みになる場合もあります。
みんなで、沖縄の伝統行事を継承し、伝授してご先祖様と一体化した、人生を送りましょう。
この記事へのコメント
凄いね

Posted by ゅき at 2011年02月18日 22:55
4月に会えるようにしていてね!
Posted by かりゆし企画 at 2011年02月19日 12:45
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