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二十日正月

2011年02月22日

Posted by かりゆし企画 at 10:36│Comments(2)
沖縄では、『二十日正月(はつかしょーぐゎち)』というのがあり、那覇市辻町の尾類馬(じゅりんま)行列と一緒に行われ、戦前までは、年中行事の一つになっていた。


旧暦一月二十日は二十日正月(はちかそーぐゎち)と呼ばれ、かつて遊郭があった那覇市辻町ではジュリ馬行列などの新年行事が行われます。


今年の旧暦一月二十日は2月22日だったのですが、当日は拝所で神事を行い、二十日正月の奉納芸能も披露されるでしょう。


また、本来は辻町一帯で道ジュネー(練り歩き)が行われるのです。


奉納芸能の幕開けは、ミルク様と獅子が登場し、大きな団扇を持っていて、両脇には袖持ちの娘がつき従っています。

沖縄の獅子舞は、お盆や十五夜祭りなどの際に邪気払いとして演じられるものです。


また、地域によっては獅子が二頭で登場する場合もあります。辻町の獅子は一頭だけですが、ワクヤーと呼ばれる、けしかけ役も登場し、獅子をけしかけては芸をさせます。


祝儀舞踊のなかでもひときわ華やかな通称「四つ竹」の演舞が始まりました。


民謡・『ジュリ馬の由来』に振りをつけた踊りです。

尾類(ジュリ)とは、遊郭で働いていた遊女のことです。

最後に披露された「ジュリ馬」、本来は紅型衣装に馬型を着けた若い女性たちが「ユイユイユイユイ」とかけ声をかけながら大集団で辻町一帯を練り歩くものです。ただし、このジュリ馬行列には、その由来ゆえに賛否両論あって、公的な行事としては実施しにくい状況にあり、辻町の町内会組織が独自に実施しているようです。




この記事へのコメント
凄い
Posted by ゅき at 2011年02月22日 17:45
いつも、短いコメントを有難う。
Posted by かりゆし企画 at 2011年02月22日 18:52
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