

伊是名島で生まれた第二尚氏王統の始祖、尚円王の親族らを供養する公事清明祭(くーじぬしーみー)が6日、尚円王の親族らが葬り祭られている陵墓「伊是名玉陵」で厳かに執り行われた。
1870年に始まった公事清明祭は、毎年清明節に入る前日までに実施され、公事清明祭が終わらないと伊是名村では一般の清明祭が行えないとされている。儀式には、尚家ゆかりの親族をはじめ、村民150人ほどが参列し、野村流音楽協会伊是名支部による琉球舞踊も奉納された。
琉球王朝時代の様式を今も受け継ぐ儀式では、供え物を飾る器類に首里の王朝から公事清明祭のためだけに贈呈されたものを実際に使用し、供え物も古文書に記録されている通りに準備され、当時の王家の威厳をしのばせていた。
この記事へのコメント
村あげてのしーみーは、すごいですね。
Posted by あかり at 2011年04月06日 18:32
あかりさんへ
村あげての行事は、後世に着実に引き継がれるでしょう。
すごくいい光景です。
村あげての行事は、後世に着実に引き継がれるでしょう。
すごくいい光景です。
Posted by かりゆし企画 at 2011年04月07日 15:30
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